台湾のコンビニは「第二の実家」!?
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台湾にしばらく住んでみて、一番好きになった場所はどこ?
観光地? 夜市? いやいや、実は──「コンビニ」だったりするんです。
しかもただの便利な場所ではない。
なぜか“実家”のような、妙にあたたかい安心感があるのが、台湾のコンビニ。
1. お弁当なのに、懐かしい味
台湾のコンビニ弁当を初めて食べたときの感想──
「これ、お母さんが作ったやつじゃん…!」
もちろん本当の母親ではありません。だけど、
どこか“人の手のぬくもり”を感じる、そんな味なんです。
例えば:
- 塩味控えめのおかゆ+ピータン+塩卵のセット
- ご飯の上に甘辛いそぼろ(滷肉)がたっぷりかかってる滷肉飯
- 三杯鶏(サンペイジー)風の煮込み料理
- 野菜が入ったスープまで売ってる
見た目はちょっと地味でも、どれも「身体がほっとする」味。
これを深夜2時に食べられるって…台湾、すごすぎませんか?
2. ドリンクの世界が奥深すぎる
日本のコンビニは「お茶・水・コーヒー」が主力ですが、
台湾のドリンク棚は、まるで実験室。
漢方風味の健康茶から、仙草ゼリー入りドリンク、豆乳、
ときには甘さ控えめの黒糖タピオカミルクまで。
「今日の体調に合う飲み物はどれかな?」
そんな気持ちで選ぶのが楽しくなります。
3. 店員さんがやさしすぎる
台湾のコンビニ店員さん、だいたい全員フレンドリーです。
「これ、1個買うともう1個タダだよ」「スプーンいらない?」など、声かけも自然。
時には「それ、電子レンジ使う?」って聞いてくれたり、
雨の日は「ビニール袋多めに入れるね」と気遣ってくれたり。
日本のコンビニにある“丁寧だけど距離がある接客”とは真逆で、
なんだか親戚のおばさんと話してる気分になることも。
4. 何でもできる万能空間
台湾のコンビニは「行政 × 金融 × 生活」の交差点。
- 電気代、水道代、電話料金の支払い
- 各種チケットの購入・発券
- SIMカードやバスカードのチャージ
- 小包・ネット通販の受け取り
- コピー・プリント・FAX・写真プリントも完備
もう正直、役所より頼れるかもしれません。
「えっ、それもできるの?」と驚くこと、きっと何回もあります。
5. 食べる場所まである(しかもWi-Fi完備)
イートインスペースのあるコンビニも多く、
暑い日や雨の日は、ちょっと涼みに入ってくる人も。
カップ麺+ルーロー飯+仙草ゼリーを食べながら
スマホをいじってるおじさん。
学生が宿題を広げてるテーブル。
旅行者が地図を見てる隣の席──
まるで「小さな社会の縮図」がそこにあるのです。
台湾のコンビニは「第二の実家」
毎日来ても飽きない。
夜中でも開いてて、疲れてても受け入れてくれる。
知らない街でも、セブンやファミマを見つけるとほっとする。
──こんな場所、他にあるでしょうか?
台湾のコンビニは、「生活を支える施設」以上の存在。
それはまさに、“台湾のやさしさ”そのものなんです。


