台湾の「ドリンクスタンド文化」— 進化が止まらない理由
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台湾の街を歩いていると、数十メートルおきに見つかるドリンクスタンド。
紅茶、ミルクティー、烏龍茶、フルーツティー…
日本のタピオカブームとは違い、台湾ではこれが日常の習慣になっています。
ここでは、なぜ台湾でドリンクスタンドがここまで根付いたのかを探ってみます。
台湾ドリンク文化の原点
現在の台湾式ミルクティーやフルーツティーの形は
1980年代〜90年代にかけて台南・高雄など南部で生まれました。
・暑い気候
・持ち歩ける冷たい飲み物
・その場で作ってくれるライブ感
この3つが、人々の生活リズムにピッタリ合ったのです。
「甘さ」「氷の量」が選べる文化は台湾独自
日本人が驚くポイントのひとつがこれ。
- 甘さ:0% / 30% / 50% / 70% / 100%
- 氷の量:なし / 少なめ / 普通
このカスタマイズ文化は台湾で生まれ、
「自分の気分に合わせて一杯を作る」
という楽しさが広まりました。
なぜここまで普及したのか?
理由は3つあります。
● 生活のスピードと相性がいい
台湾は仕事終わりが遅い人が多く、
職場や学校の前にドリンク店があると「5分で買える癒し」になります。
● カフェより安く、コンビニより個性がある
200〜350円程度で500c.c以上のボリュームが買えるため、
毎日飲んでも財布に優しい。
● SNS 時代に映える
カラフルなフルーツティー、黒糖タピオカのビジュアルは
Instagram と相性抜群。
若い世代を中心に一気に広がりました。
政府の政策と街づくりも影響
実は背後にもうひとつ、重要な理由があります。
台湾政府は過去、ドリンク店や小規模商店の開業規制が緩かった。
理由は:
- 都市の空きスペースの活用
- 若者の就業促進
- 小規模ビジネスの活性化
その結果、どんな小さな街角にも
ドリンクスタンドが次々と誕生し、今のような巨大市場になりました。
⑤ 進化し続ける台湾ドリンク
今のブームは過去とはレベルが違います。
- チーズティー
- 炭酸ティー
- ハーブティー専門ブランド
- 無糖・低糖ブーム
- リユーザブルカップ割引
- 地域農家とコラボした果実ティー
台湾は 「ドリンクの実験場」 といえるほど進化が早いのです。
台湾のドリンクスタンド文化は、
暑い気候、生活リズム、個性、経済構造まで絡み合って生まれた
台湾らしさの象徴です。
次に台湾を訪れたら、
ぜひお気に入りの一杯を探してみてください。
きっと台湾の日常が、ぐっと近く感じられるはずです。


