台北路線バスの話。

台北の路線バスのバス停がきれいになって使いやすくなったけど
運転の荒さとかサービスが改善されないと、本当の意味ではよくならないのでは・・・というような内容のコラムを読みました。

それで今回は台北路線バスの話を少し。

「店前の道も俺んちだ」精神の影響で
歩行者の利便などまったく無視で歩道にお店を広げているのと、

「スクーター=自転車」感覚のためか
歩道を逆走、歩道に駐車が当たり前でスクーターが歩道を占領しているのと、

これらは台湾が歩行者に優しくない2大理由と個人的に思っていますが
こうしてただでさえ狭い(狭くなっている)歩道にバス停もあったりします。

不慣れな者にはどこにバス停があるか一見して分からない。
台湾人であっても普段使わない路線だとちんぷんかんぷんだったりします。
観光客ならなおさら。

それが、このところ道路を変えて、歩道を広くしているところが増えています。
大きな道路で行われていて、
観光客がよく通るであろう路では、MRT中山駅の新光三越本館前とか
広くなって明るくなって歩きやすくなりました。

そして広くなった歩道に新しいバス停がつぎつぎと誕生しています。

台北路線バスのバス停は、大きな道路だと道路の中央にあることが多いですが
この中央分離帯にあるバス停も改装されつつあります。

はっきりと表示があるのはわかりやすくてよいですね。

台北路線バスの値段は初乗り大人15元。
十何年も据え置きの価格です。
台北の端から端へ走っても15元。
さらにMRTとの乗り継ぎで割引優待も。

初乗りといいましたが、路線によっては分岐点で2段階に徴収するところもあります。
それでも30元。安いです。

安いからサービスは二の次でもしょうがない?!

サービスはバス会社によります。
運転手によります。

とっても親切なドライバーもいれば、不機嫌でイライラしているドライバーも。
バス会社によっては駅名アナウンスを徹底しているところもあればそうでないところも。

新車をどんどん導入しているバス会社でも
揺れます。
親切丁寧なドライバーだとしても
揺れます。

たしかに寿命が縮まりそうな運転をするバスに乗り合わせてしまうこともあります。
でも
台北の道は平らじゃないからです。
つぎはぎだらけでデコボコです。
(スクーターがびゅんびゅん俺様ルールで走っているから、という理由もあります)

やっぱりバスは便利です。
みなさまも、観光でいらした際には勇気を出して乗ってみてください。

ツアーではなかなか感じることができないリアルな台湾を肌で感じることができるでしょう。

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