シリーズ第31作【ピリ図騰】:第10話「鳳山劍痕(鳳山に残された劍の痕)」

シリーズ第31作【ピリ図騰】
不定期連載中
第10話:「鳳山劍痕(鳳山に残された劍の痕)」
シーン:荒野
登場人物:白無垢、龍王魛、黒衣剣少、夜叉鬼A、夜叉鬼B

VS

白無垢:「黑雲掩月 不祥之兆」
「好冰冷的雨水」
「黒い雲が月を隠す 不吉の予兆だな」
「ああとても冷たい雨だ」

淒厲的寒風 悲涼的腥雨 無月的黑夜 彷彿正在迎接惡魔的降臨
猙獰的面孔 詭異的夜叉 一歩一歩踏出死亡的道路
風雨淒淒、月が出ていない黒夜、今まさに悪魔が降臨するのを待っている。
凶悪な面構えの怪しい夜叉が、一歩一歩死への道を歩み出している。

龍王魛:「要決鬥就露臉 不必裝神弄鬼」
「嗯? 夜叉!?」
「決闘となれば正体をばらしたまえ!鬼神を装ってだまそうとしてもムダだ」
「むむ、夜叉?!」

風雨不停 兩名夜叉的身影也迷濛不定 龍王魛雖然手握烈焔 但心緒隨著雨水而浮動
突然
雨風が吹き続ける中、二人の夜叉の影もぼやけて定まらない。龍王魛は手に烈焔を握っているが、気持ちは雨水に揺れ動く。
突然

突來的劫厄 龍王魛心中明白 殺機 就在眼前
在寒風腥雨沖撃之下 龍王魛失去了本性 他變臉了
突如訪れる災難。龍王魛は心中こう悟った、殺意だと。
冷たい雨風が降りしきる中。龍王魛は本性を失った。彼は怒って変身した。

白無垢:「龍王魛的魔氣急竄。啊呀,不妙!」
「龍王魛の気が急に強く感じられた。ああ、よくないことだ!」

龍王魛:「人影流光斬・連斬式」

悲悽的雨聲 滴落的雨水 不動的夜叉 危機就在最逼命的一刻
悲痛な雨音、滴る雨水。不動の夜叉、危機は最も追いつめられたこの一瞬。

發怒的龍王魛 力量增強數倍
烈焔在手 更為瘋狂 一夫當關、萬夫莫敵
風 頓時無聲 雨 轉瞬不鳴 勝負 就在一招
怒り爆発の龍王魛はパワーが数倍に。
手に烈焔を握っていて、さらに凶暴化。一夫関(かん)に当たれば万夫(ばんぷ)も開くなし。
風は瞬間、無音となり 雨は瞬間、鳴らず 勝負は、この一撃。

龍王魛:「怒劈恨天斬」

黑衣劍少:「劍・泣雨」

黑衣劍少:「痛快」
「気持ちいいな」

風雨無情
此時的龍王魛只覺得意識漸漸不清
雨風は情け容赦なく降り続く。
この時龍王魛は、ただ意識がだんだんはっきりしなくなっていくことだけわかった。

龍王魛:「花魂」

泣花魂:「魛郎,你終於來了」
「[あなた、やっと来てくれたね」

龍王魛:「花魂,我永遠不會再離開妳了」
「花魂、もう二度とそなたのそばを離れんぞ」

白無垢:「龍…王.. 魛….啊」
「殺人兇手 你走哪裡去!」
「今天白無垢要你們付出代價」
「唉….龍王魛啊」
「龍・・・王・・・魛・・・あっ」
「人殺し野郎、どこへ行く!」
「今日、この白無垢がお前たちに思い知らせてやる」
「ああ・・・龍王魛」

豪情侠骨 義薄雲天
龍王魛精神永存 但生命已經停止
哀哀滴落的雨水 是上蒼的眼涙
英雄一生總是在悲哀、寂寞、無奈、不幸的命運之中行走
過了今天 又有誰記的英雄之魂呢

弱きを助け、強気をくじく正義感、義気に富んだ男。
龍王魛の精神は永遠に残るが。その命は絶えてしまった。
哀しくしたたる雨水は神の涙。
英雄の一生とは悲哀、寂寞、無情感、不幸な定めのうちに流れるものだ。
今日が過ぎれば、誰が英雄の魂を覚えていようか?

出典:「YouTubeのa29946646さん」より転載。
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Ya-chan’s コメント:
1.人気魔界少年黑衣劍少の登場!
この一戦も、魔魁の次に霹靂史上文句を言われた戦いの一つです。
当時、龍王魛は、魔魁なみの実力を持つ正義な魔界英雄だったが、
初登場の10代魔界少年に殺されたなんて、納得できない人がたくさんいました。

2.龍王魛は怒る時に變臉(変身)するのです。設定上、変身した後、パワーは数倍にアップするはずですが、
それでも黑衣劍少は楽勝。前の白衣劍少が魔魁を殺したことと合わせて、
彼らの師匠魔流剣・風之痕の桁違い実力とレベルをアピールするためだと思われています。

3. 「泣花魂」は龍王魛の死んだ彼女。二人はやっと天国で再会できた・・・

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