シリーズ第31作【ピリ図騰】:第14話「生死線(生と死の境)」

シリーズ第31作【ピリ図騰】
不定期連載中
第14話「生死線(生と死の境)」
シーン1:落葉知秋
登場人物:不二刀、天策真龍、異端神AとB、夜叉鬼AとB、黒衣剣少、白衣剣少

シーン2:引霊山
登場人物:素還真、天策真龍、天策真龍大軍

「落葉知秋」。

刀王星・不二刀は独り、天策真龍と闘っている。

恨みに染まる両目に刀王の影が翻る。

怒りのこもった刀が天策真龍に迫る!

しかし不二刀の実力は天策真龍に及ばない。

闘い始めて間もなく、二つ目の技を繰り出す前に不二刀はすでに重傷を負っている。

と、そこへ、

異端神と夜叉鬼が同時に現れた。

ずっしりとした【魔流剣】、怜悧な【風之痕】の剣気がそろって天策真龍に向かっていく。

天策真龍は【玄(ヘン)龍(リョン)震(ジン)】で応戦する。

掌気、剣気が空間を震撼させながら交錯するその時、黒衣剣少がさっと不二刀を連れ去った。

白衣剣少も任務達成とみると、身を翻し去った・・・。

出典:「YouTubeのkodato2000さん」より転載。
用途:ブログ記事を説明するため使用。
※上記動画は外部サイトのもの、当サイトとは全く関係ありません。
著作権など何かお気づきの問題がありましたら、直接に該当動画の提供者へご連絡下さい。

一方、ついに、素還真は「引霊山」にたどり着いた。

と、空中から誰かの声が聞こえてきた。

<素還真よ、気を強く持て、あきらめてはならぬ!>

素還真は気を奮い立たせ、最後の力を振り絞り、気功波で石門を破る。

数発、気功波を撃つも、石門はびくともしない。

ついには身体ごと石門にぶつかっていった。

が、石門に血しぶきがひろがっただけだった。

素還真は石壁にもたれかかった。そして、毒にあたったことに気づく。

と、天策真龍が大軍を率いて取り囲んだ!

天策真龍<素還真、この大軍の包囲から十里遠くへ抜けることができたら、見逃してやるぞ>

素還真はこれを聞いて大笑した。

素還真<ははははは、逃げるだと? ここが終点だ!>

はぁっと一喝、素還真は全身の筋脈爆発させた!

紫色の毒に侵された血が、天策真龍軍に降りかかる!

素還真の自爆攻撃はひとかたまりの兵士たちを殺したが、天策真龍は無傷。素還真は力尽きて倒れた…

出典:「YouTubeのdavymdbrさん」より転載。
用途:ブログ記事を説明するため使用。
※上記動画は外部サイトのもの、当サイトとは全く関係ありません。
著作権など何かお気づきの問題がありましたら、直接に該当動画の提供者へご連絡下さい。

「霹靂図騰動画」に興味のある方←
「霹靂図騰サントラ」に興味のある方←
「霹靂図騰攻略本」に興味のある方←

次回予告
・一頁書は閉じ込められた。照世明燈は行動しない。
当世の神人・素還真よ。窮地に追い込まれたこの時、素還真はどのようにして死地を脱するのか?
・魔界の政権交代、「中原」は危険極まりない。天策真龍を阻める者はいないのか?

次回、<ピリ図騰> 第15話:≪血に染まる白蓮≫  お楽しみに~

You cannot copy content of this page