霹靂タンゴ王~「三尺秋水」って、何?
いつもザ・台湾ナイトマーケットYACHIAをご覧いただき、ありがとうございます!
ゴールデンウィークは好天気だったようですね。楽しく過ごされましたか[:!?:]
YACHIAも再開です、よろしくお願いします[:楽しい:]
さて、本日ご紹介するのは、映画「聖石伝説」で出た名言のタンゴです!
「秋水」
「秋」の「水」[:?:][:?:][:?:]
「秋水」とは、「剣」のことです[:見る:]
これは、中国語の文学では、「借代法」という表現方法があって、
剣の体は秋の水のように、綺麗で冷たい。ということで「秋水」で「剣」を表しています。
台湾語の発音は、「チュウズイ」。
では、「三尺秋水」はどういうことかというと、
「三尺」は、昔中国で使われていた長さの単位で、
時代により違ってくるんですが、平均は1尺は約30cm。
ということは、
霹靂シリーズの時代設定はフィクションだけど、
「三尺秋水」はおよそ90cmの剣のこと!!!
そしてこの「三尺秋水」が出てきた名言といえば
出典:聖石伝説 http://blog.yachia.com/?eid=47573
傲笑紅塵:「世俗清濁難分辨,是非功過,就以手上三尺秋水做了斷吧」
霹靂ファンとして、Ya-chanも日本版の聖石伝説DVDをもちろん持っていますよ[:!:]
このシーンは、日本語字幕では
→「人はみかけによらない、悪事を知ったからにはこの手で始末せねば」
日本語音声の場合は
→「清流と濁流の判別はしがたいものだが、物事の功罪にははっきりとけじめをつけねばなるまい」
ですが(字幕と音声ではぜんぜん違う印象になってしまいますね[:しょんぼり:])、
Ya-chanがもうすこし細かく訳すとすれば
→「世の中の正しいことと正しくないことを判別するのは難しい、
大衆はあなたのことをほめているが、私の目にはあなたは悪いことする偽の正義者。まあ、あなたが聖人かどうか、お互いの手に握っている剣で決めよう」
ようするに、素直な傲笑紅塵はむしろ、素還真を信じ続けるより、自分の剣(武力)を信じたい、いや、信じるしかない。
誰が正しいかはもうどうでもいい、武力で成敗するなんて、
本当にやるせないですね。
勉強になりましたか??
今度、霹靂を鑑賞する時にはよく見て聞いてみてね~
それでは、See You Next Time~