台湾のテレビについて①:「無線五台」

台湾のテレビについて、シリーズでお届けしていきます^^

「地デジ」化した日本のテレビと違って、
現在、台湾の地上波テレビはアナログ放送で
地上波テレビは、たった五チャンネルしかありません。もちろん、視聴は無料。

その貴重な(?)五チャンネルは、以下の五つ。

1962年~
臺灣電視台:
略称「台視(発音:Tai-shi)」「TTV」

1969年~
中國電視台:
略称「中視(Zhong-Shi)」「CTV」

1971年~
中華電視台:
略称「華視(Hua-Shi)」「CTS」

1997年~
民視無線台:
略称「民視(Ming-Shi)」「FTV」

1998年~
公共電視台:
略称「公視(Gong-Shi)」「PTS」

最初は「老三台」と言われる、政府が運営していた「台視」「中視」「華視」でした。
洋画「007: トゥモロー・ネバー・ダイ」が、マスコミを使って世界を変えようとするという発想が上演された後のこと。
この「老三台」に、台湾最大与党の民進党が運営する「民視」及び、財団法人公共電視の「公視」が参戦。
これは偶然のことですね^^

台湾の地上波テレビは、日本に続いて、2012年7月1日零時 デジタル化する予定です。
今、地デジ化前の日本と同じく、駆け込み需要を狙ってか、地上波チューナー内蔵のテレビや地上波受信用のチューナーが発売されています。

でも、デジタルといっても、放送されるソースは変わらないようです。
HD高画質ではないんです。だから、デジタル放送になって画質の良さが見えるかというと・・・
あまり期待できないですね。
そんなこともあって、地上波チューナー内蔵のテレビなどの売れ行きは低迷気味だそうです。

地上波チューナー内蔵のテレビなどがあまり売れていないのには、またほかにも理由があります。
それは次回のブログで説明しましょう。

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<ちょこっと中国語単語集>
テレビ=電視
チャンネル=台
地上波=無線電視
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