無料駐車スペースを有料にします?!

台北市の市長が昨月末より柯文哲氏に替わりました。
彼は台湾大学の教授professerということで、台湾メディアは「柯P」「柯P」と彼のことを読んでいます。

中国語にも敬語がありますが(日本語と同じ敬語でないが、相手を敬った言い方、丁寧な言い方がある)
台湾メディアにはNHKのように言葉遣いに厳しいことはあまり聞きません。
仮にも教授である人、市長になる人に対してもピーピー言って平気です。

それはともかく、新市長の柯文哲氏はなかなか個性的な人で、熱烈なファンと熱烈なアンチがいるようなユニークな個性の人ですが、
新市長としてガンガン飛ばしています。

台北市内には、無料の駐車スペースが設けられているところがあります。
道路の端のところです。
この道ずーっと違法縦列駐車?と思うくらい、端に車が止まっていることがあります。
よくみれば、地面に白線で枠が囲ってあります。

この無料駐車スペースについて、柯文哲氏は無料を取消していく方針を明らかにしました。
駐車スペースは、利用者が代金を払うのが基本概念だから、来月から、まず文山区から始めて、来年1月から全面的に無料スペースは取消す予定ということです。

台北市には、今のところ、約五万以上の道路上の駐車スペースがあり、そのうち約2万4千が無料だそうです。
議会での審議がまだだそうですが、それが今後全面に有料になるとなると、民衆からの反発は避けれないといったところでしょう。

You cannot copy content of this page