台湾西中南部で発生の鳥インフルエンザのニュース

台湾の屏東、嘉義、雲林の三県で同時にH5N8、新型H5N2ウィルスが見つかったニュースが
毎日、市民の注目となっています。
H5N8とH5N2のダブル攻撃となっていて、現場は懸命に対応しているそうですが
今現在は、鵝(鵞鳥)に発生したもので、
これ以上広がらないように、また鶏に感染していかないように、
農場では大量に処分しているということです。

日本では鵞鳥(ガチョウ)は高級食材のフォアグラがよく知られるくらいであまり食用されませんが、
台湾では卵も含め、けっこう一般的な食材です。
これからくる旧正月の拝拝に欠かせないという家庭も多いです。
鴨肉もけっこう一般的に食されます。

ある獣医学科の教授は、今回の流行は東北方面からの渡り鳥が運んできたものかもしれない、
鵞や鴨は開放式飼育で、渡り鳥の糞は池や河の水に入り、水辺に暮らす鵞や鴨に感染したかもしれない、だから同時に二種類のウィルスが出たのでは、といいました。

現場では懸命に殺処分や消毒という対応をしているので、
市民は以下のことを守りましょう、ということです。

鳥類に近づかない、触らない、来歴不明の鳥類肉品を買わない、鳥類を自分勝手に殺さない、鳥類製品を生食しない。
手を洗う、十分加熱して食す、鳥類肉や卵を生食しない。

You cannot copy content of this page