シリーズ第31作【ピリ図騰】:第7話「銀河隕星(消えた魔界の彗星)」

シリーズ第31作【ピリ図騰】
不定期連載中
第7話:「銀河隕星(消えた魔界の彗星)」
シーン:魔界
登場人物:魔魁、白衣劍少、異端神A、異端神B

   VS   

又是黑雲蔽月的當空。
雲が月を覆い隠す暗い空。

風朔朔急吹,吹得人心浮動。
風がシューシューと吹き、人の心がはらはらと舞う。

塵沙。旗幟,校場翻揚。
砂塵。旗が戦場に翻り、

戰袍。髮絲,風中朔飛。
鎧。髪の毛が風に飛ぶ。

淺淺的呼吸,沉沉的喝聲。
浅い呼吸、重苦しいウナリ声。

瞬間、溯動戰爭的開端。
この瞬間、戰爭が始まった。

凝重的殺伐之聲,催動決鬥的生命一瞬,
殺せとの声が命をかけた戦いの幕を切って落とした。

風不停,雲飛馳,一黑一白,兩道身影猶如無常冷冷血戰
風は止まらず、雲は空を疾走し、白と黒、二つの影はさながら鬼のように対峙している。

忽動、忽靜、劍未出,白衣劍少身法邪魅詭異,令人難捉摸。
突然動き出したり、止まったり、剣は抜かず、白衣劍少の動きは妖しく不思議で捉えるのが難しい。

忽攻、忽守、掌催發,魔魁穩穩而立。
攻めたり、守ったり、魔魁が余裕の態度で、気功波を放った。

慣戰沙場的魔界戰神,啟有被蒙蔽之理?
戦いに慣れてる魔界の戦神、バカにされてたまるか?

激烈的過招,劃開的一切停止了。
激しい攻撃し合いのあと、一切は停止した。

魔魁:「冥示輪迴」
「冥示輪迴」

上魔之式,凜凜之威。白衣劍少劍出的瞬間,是魔焰再生。
魔魁の技は凛々しく威厳がある。白衣劍少が剣を繰り出した瞬間、魔焰がふたたび燃え上がった。

詭異的殺聲、迷離的劍影、白髮的鬼神,再度發出攝人的殺氣,
怪しい応援の声、見えない剣の動き、白髮の鬼、再び恐ろしい殺気を放った。

魔界絕學、劍道絕式,交擊的瞬間震動空間,塵沙撲向天地、遇上勁敵的笑聲隨風飄揚。
魔魁と白衣劍少の技が交わった瞬間、空間が振動し、砂塵が吹きすさび、強敵とであった喜びの笑い声が風に煽られ響く。

魔魁:「哈・・很好、很好。吾已經很久沒遇上棘手的敵人了。來吧!」
「ハッ…やるな。骨のある敵とやりあうのは久しぶりだ。こい!」

高傲的劍少,狂傲得戰神兩人心中明白,武林的輪替將在此刻
高慢な剣少、傲慢な戦神の二人は内心分かっていた。武林の交代はこの時であろうと。

魔魁:「魔焰熾無盡」
「魔焰熾無盡」

心知勝負即將來臨,魔魁化血為氣,合併任督。
勝敗がまもなく決まると思いながら、魔魁は血を気合とする。

魔魁:「暉暉天罡,渾渾地煞」
「暉暉天罡,渾渾地煞」

異端神A&B:「殺」
「殺せ」

殺声再起,白衣劍少全身散出白霧、只見濃濃的白霧之中,發出妖異的青色銀邪。
殺せとの声が再び起き、白衣劍少は白い霧を放ち、濃い白霧の中に、怪しく恐ろしい剣の光が輝く。

魔魁:「氣合天地並流」
「氣合天地並流」

天地並流,氣勢磅礡白衣劍少被轟天之力猛然震退、
天地が流れ、気合がみなぎった白衣劍少は轟天の力に猛然と退けられ、

可是青銀色的邪光不減反強。旋身的瞬間,眨眼的景象是生生死死的劍起劍落
しかし青銀色の邪光は消えず、逆に強まった。体が回転した瞬間、まばたきする間に見えたのは剣が振り下ろされる光景だ。

魔魁:「你…究竟是誰?」
「お前は…いったい誰だ?」

未及等待的答案,只有武林的輪替宣告著勝敗的結果。
答えを待つまでもなく、武林の交代と勝敗を告げるのみ。

異端神垂憐的死亡之舞,祭告已死的軀體。
遺体を弔うように、異端神が哀れむ死の踊りをする。

白衣劍少不言、不語來無聲去無影濃濃白霧漸起漸散了。
白衣劍少は何も言わず何も語らず、濃い白霧が立ち込めて消えた。

靜悄悄的空間,只有投射的月光,照在不倒的戰神,傲立天地。
静けさの中に、ただ月光が射し、倒れない戦神を照らす。

出典:「YouTubeのa29946646さん」より転載。
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Ya-chan’s comment:
霹靂の世界では、新しいシリーズで登場の新人の桁違いの強さを示すため、
現段階のつわものを簡単に殺すのは定番です。
今回死んだのは元祖魔界の戦神・魔魁でした[:悲しい:]

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