霹靂新シリーズ 刀説異数 始まりましたよ！

日台合作の「サンダーボルトファンタジー 東離剣遊紀」がアツい霹靂布袋戯。
現在進行中のシリーズ「霹靂魔封」もきっちり休みなく進んでいますが、
2019年早々、新タイトルの放映が始まります。
2019年も、霹靂布袋戯は攻めていくようです！

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1月23日から始まったそのシリーズは
その名も「霹靂英雄戦紀之刀説異数」。
新シリーズは「刀説異数」をベースに”霹靂布袋戯 リメイク＆リブート” 。

古参霹靂ファンなら、いや、古参ファンほどピンとくる「刀説異数」のタイトル。

霹靂布袋戯第11シリーズのタイトルで、1990年放映、まだ木偶が三頭身で、レンタルVHS時代。
それが
三頭身が十頭身(十二頭身?)になって
もちろん画質も鮮明になり
効果や演出にも技術進歩があり…

「刀説異数」から素還真、葉小釵、一頁書の、霹靂布袋戯トップスター3人の関係が始まるところなので、
ここからリブートしていくというのは、まあわかるかなというところです。

メディアに掲載された霹靂社インタビュー記事などからあわせて
かってにまとめてみますと。

★霹靂社が「霹靂異數」をリメイクする理由？
1.ストーリーは台湾人ファンの間に評判がよかったこと。
2.素還真の初恋、風采鈴（素續緣の実の母）との感情シーンが描かれること。
3.知恵者の素還真が若かくて無謀なところが多発した時期が描かれること。
4.一頁書の初出場シリーズ。
5.霹靂英雄TOP3（素還真、葉小釵、一頁書）、三人友情の始まりが描かれること。
6.台湾人ファンが一番復活させてほしいキャララクター・崎路人が大活躍なシリーズであること。
7.魔域（のちの魔界、異度魔界の根源）が台頭するシリーズであること。

こんなところでしょうか。

第11作と大きく異なる点としては。

・全43章で、前半後半に大きく分かれる点。
・第1～20章は原作をベースにリメイク。（第1、2章を見た印象としては、場面割もセリフもほぼ”まま”。ストーリーの進むテンポは早い感じ）
・第21～43章はオリジナルストーリー。
・「黑白郎君・南宮恨」が「南宮取」に、「網中人」が「等活天羅」に変更（金光社との版権関係により）。

第11作ということで、第10作までのものがたりを説明しない分、
初見であったらいきなりすぎて解らないところがたくさん。
登場キャラクターの関係性とか
立場とか状況とか
説明しないまま始まっていくので、
最初のうちはあまり細かいところを気にせず見ていくっていうのがいいかもしれません。

第10作までを見直して…っていうのはレンタルVHS時代なので難しいですし
時には、過去にこういうことがあったらしいんだな、というくらいのユルイ感じで見ていくのがいいんだろうと思いました。

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と、いうわけで。
主なキャラクターたちと、見どころをまとめました！

舞台：中原武林。各門派が覇権をめぐり争いを繰り広げている。

▼主な勢力グループ

天虎八将…正道を代表する英雄八将。天下（中原武林）の平和を守るため邪悪な勢力にたちむかう。
天虎八将メンバー：
 素還真…武術に長け、博識で、思慮深く、礼儀正しく、謙虚で、慈悲に満ち、冷静で、常に人々のためを考えそのために行動し、身をささげることを厭わない…まさに非の打ちどころのないスーパー出来た英雄。初恋のストーリーも！
 崎路人…兄の敵を討つために…！！ 素還真の危機は私が支える！
 枯葉
 靈心異佛…一頁書の徒弟。
 秦假仙…シリアスな話が続く中、ホッと一息、三枚目のやくどころ。
 呼三嘆
 半駝廢…剣の名家で教養も内効も高めた、葉小釵の恩師。
    →のち、天虎八将の座は葉小釵が代わる。
 一錢一命…小銭を投げ相手の注意を引きそのうちに仕掛ける。
    →のち、天虎八将の座は金少爺が代わる。
 八面狼姬…天虎八将のうちただ一人の女性。獣の目と聴力をもつ。

魔龍八奇…邪派の一大勢力
魔龍八奇メンバー：
 半邪郎…半人半蛇で不死身、魔龍八奇のボス。
 太黃君…魔龍八奇の中心人物。
 花信風…自身の利益にのみ興味があり、魔龍天虎の戦いには消極的な独立独歩な人物。
 箭無形…恋人を救うため回生水を手に入れるため、太黄君の言うことを聴いていたが…。
 藍晶人…藍晶石に寄生していたもので、霊石の霊気を吸収し生まれ出た。
 常惠恩…半邪郎に妖龍に改造されてしまう。
 魏魁魃…八卦人頭顱が作れる老者。
 織夢師…秘技「夢幻大法」を極めた魔龍八奇のうちただ一人の女性。

やっぱり注目！ 
この英雄たちは見逃せない。

【崎路人】
集境の出身で、兄殺しの敵を討つため、「燈蝶」という仇を追い苦境へやってきた。
文武両道の人物で、風雷六聖を受け継ぎ、天絶六式（雷厲風行、星羅棋布、匣劍帷燈、回黄轉緑、伏屍遍野、流金鑠石）を習得。
また六式融会にも通じ、「轟天大雷擊」の絶技をうつ。素還真がいない時には中原正道を率いる中心となる。

【百世経綸・一頁書】
旧霹靂異数（第11作）の第十六集にて、徒弟・霊心異佛の死により登場した。
高みにありすぎて凡人にはその人となりや思考が計り知れない一頁書、
武功と智慧は天下第一、
そんな人物は、当時、百世経綸・一頁書ともう一人、寰宇武典・半尺剣がいた。
ふだんは、半尺剣と論議を交わしたり将棋を打ったりするのが好きで、
武林の正義のために半尺剣と賭けをしたことも。これが間接的に「時空聖戦」をひきおこした。
のちに歧路人を助けるため、一頁書は八口山に死し、「天劫・紫錦囊」に化身し武林に戻ってきた。

【葉小釵】
葉小釵の父「血手魔魁・滿天紅」は一剣萬生の恩情に報いるため、
十数歳の息子。・葉小釵を一剣萬生のところへ送り、侍童（小姓）として仕えさせた 。
葉小釵はこの地で療養していた蕭竹盈と熱愛に落ち、
蕭竹盈に片思いしていた一剣萬生は嫉妬に狂い、
葉小釵の顔に大きな刀傷を残し、黄花居から追いだした。
風雨坪の決戦の約束をさせ、あとをつけ、葉小釵が師事したことのある七十名あまりの師父を殺した。
その後、葉小釵は南山草茅の前で巧龍・半駝廢に出会った。
半駝廢は葉小釵を引き取り、さらに「隻手之聲」の問いを与えた。
葉小釵はその問いに頭を悩ませ、苦しみ、ひと夜にして総白髪になるほど考え悩んだ。
それから歐陽上智の指摘によって、「隻手之聲」とは「無聲之聲（無声の声）」だと悟り、
心を決め、自ら舌を落とし証明とし、半駝廢の教えを得た。
半駝廢は自らひとふりの刀剣を造った。陰鳳刀、紫凰剣を葉小釵に贈り、
葉小釵が風雨坪の戦で一剣萬生を破れるようにし、葉小釵を中原の剣聖と成した。

時空聖戦って？
一頁書と半尺剣の賭けごとによって（それぞれ太黄君と素還真の命をかけた）
半尺剣は9人（花信風、 魏魁魃、魔域の暗殺者7人）を過去へ戻し、素還真の復活を阻止しようとする…。
一頁書は、歧路人、箭無形、金少爺の3人を過去へ戻し、素還真を護りつつ、過去の太黄君を殺す機会を伺う…。

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