【ストロー提供禁止】「ストローが無いなら、スプーンで食べればいいじゃない」
「タピオカミルクティ?」
「ストローが無いなら、スプーンで食べればいいじゃない」
台湾のマリー・アン○ワネットが言ったとか言わないとか。
台湾の環保署(環境省的な行政機関)によると、2019年7月1日から、「四大行業場でのストロー使用禁止」が実施されるそうです。
四大行業場は、公部門、学校、百貨店およびスーパーマーケット、ファーストフード店など。
この対象の場所では、使い捨てストローの提供は禁止となるということです。
昨年の6月初めに、この政策の実施が予告されたさいには、「イートインの場合」ということがいわれていたので、とりあえずはイートインが政策の対象になるようですが、テイクアウトもおいおい対象になるそうです。
ファーストフード店なんかでなら、テイクアウトですといって、ストローもらって、店内に進むこともできるので・・・こういう場合どうするの? 店が罰せられるの? という意見があがっています。
政策が浸透してきちんと実行されるにはすこし時間がかかるでしょう。
きたる7月1日から、台湾から一斉に使い捨てストローが姿を消すということにはならないわけですが、
少し前から施行されている「無料ビニール袋はあげません」に続き、徐々に消費者の新しい習慣になっていくことでしょう。
「無料ビニール袋はあげません」と「使い捨てストロー禁止」の違いは、
使い捨てストローは【 無料有料に関わらず 】提供禁止となるという点。
「需要袋子嗎? 2塊錢哦(袋要るの? 2元でーす)」
というようなセリフが、ストローにおいては吐かれないということ。
そんなわけで、
”使い捨てじゃない” ストローが、力を入れて売り出され始めました。
ステンレス製だったり、チタン製だったり。
ストロー洗浄専用の細いブラシもいっしょにね。
とはいえ、ストローの洗浄ってめんどうではありませんか…
MY箸はいいんだけど、MYストローは、けっこう…しんどいです…個人的には。
台湾マクドナルドは早々にストローを撤収して、飲み口ありのカップふたに切り替わってます。(コンビニコーヒーのカップふたみたいなタイプの)
消え去った赤黄白のマクドナルドストローがオークションに出品されてるとかいないとか。
台湾に遊びに来た時には、使い捨てストロー事情がどうなっているか、注目してみてくださいね~。
外部リンク:
台湾行政院環境保護署