2020年度のPILI公式カレンダー登場ですよ。

大型台風19号による被害に遭われた地域・世帯の皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、 一日も早い復旧をお祈りいたします。

PILI布袋戯の2020年カレンダーが登場です。

来年は子年ですね。

日本では「子(ね)」をそのまま使い「ね年」「ねずみ年」などと言いますね。

台湾では「鼠」年。
動物の鼠の字を使っています。

十二支は「子」から始まりますように、
「子」には新しい生命の生まれ始めという意味で「孳」=「子」が使われます。

それから十二支は、人々が覚えやすいように動物が割り当てられたと一説にいわれますが、
子は鼠、ネズミがあてはめられました。

十二支は中国から伝わったので、日本では常用外漢字として、
「子」を「ね」と読ませて、ねずみどしとしていますが、
「子」は鼠と読むわけでもこの字が鼠の意味をもつわけでもないです。

台湾では干支をいう時は「鼠年」です。

幼稚園などで子どもが十二生肖(干支)として覚えてくるのは
「鼠、牛、虎、兔、龍、蛇、馬、羊、猴、雞、狗、豬」。

対して
「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」は十二地支で、

組み合わせた
「子鼠、丑牛、寅虎、卯兔、辰龍、巳蛇、午馬、未羊、申猴、酉雞、戌狗、亥豬」は、暦をみたり、占いをみたり、守護神様をみたり、と使われています。

台湾人に干支をきかれたら、十二地支で答えるとちょっと通じないかもしれません。

台湾と日本とで異なる動物は、
羊(未)と豬(亥)ですね。

羊(未)
台湾:ヤギ   日本:ヒツジ

豬(亥)
台湾:ブタ   日本:イノシシ

この年には、年賀状やお年だま袋に描かれる動物が台湾と日本、異なりますのでおもしろいですね。

ちなみに、守護神様というのは、
仏教の見方で、生まれの干支にそれぞれ本命の仏様が割り当てられているものです。

鼠:千手観音菩薩
牛:虚空藏菩薩
虎:虚空藏菩薩
兔:文殊菩薩
龍:普賢菩薩
蛇:普賢菩薩
馬:大勢至菩薩
羊:大日如来
猴:大日如来
雞:不動明王
狗:阿弥陀佛
豬:阿弥陀佛

さて、PILI布袋戯の2020年カレンダーは、

例年どおり、卓上と壁掛けの2種類。

2020年は誕生石の背景デザインが特色。

なんだか、運気が上がりそうな、まばゆさ、ありがたさがあります。

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