台湾の医師階級について

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こんにちは!編集Yです。
台湾では今日は四連休の二日目ですが、私は病院行きです(泣)。
年?かもしれませんが、実は三年前から体調が悪くて通院しています。(日本にいた時はほぼ病院に行ってないのに・・・。)
家族の場合、絶対主任レベルの主治医の一択です。私は医師を選ぶたびに各医師の自己紹介を見て色々と悩んちゃう派です。
台湾医師の階級ってなんか複雑しすぎてわかりにくいな~と常に思うんです。いつも待合室で待っている間にスマホで色々調べましたら、台湾で医師になる道は、こんなに大変なんだと感心しちゃいました。
今日は、私が調べた結果を皆さんに詳しく解説していきたいと思います。いつか少しでもお役に立てば幸いです。

台湾の病院で働いている医師には、基本以下のような肩書きというか階級があります。

  1. 見習医師(Clerk)
    見習医師とは、医学部の大学五、六年生のことです。彼らは実際の仕事を担当しておらず、医院が教室として使用され、経験豊かな医師が臨床教育を担当しているだけです。彼らは通常チームで行動し、あまり単独では現れません。
  2. 実習医師(Intern)
    実習医師とは、大学の最終学年、七年生たちです。この学年は、休暇なしで一年間病院の各科で実習を行う必要があります。しかし、実習の流れは、それぞれの医学系によって異なる可能性があります。ただし、通常は、3ヵ月内科、3ヵ月外科、3ヵ月産婦人科・小児科、3ヵ月その他の科(眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神科、リハビリテーション科、放射線科など)の4つに分かれます。また、実習医師が担当するのは、通常最も基本的な仕事です。例えば、注射や薬の交換、点滴、鼻胃管や尿管の挿入、小さな傷口の縫合などです。彼らは、指導医師の指導の下で、1〜2人の患者に割り当てられ、医師としての仕事に学ぶことになります。つまり、入院患者の問診や検査、病歴の作成、進行性の検査や治療計画の立案、簡単な薬の処方等を行うことが許されます。
  3. 住院医師(Residency)
    住院医師は、専門訓練の始まりです。すべての科目の住院医師は、当該専門の各部署で学び、働く必要があります。入院患者に必要な全ての医療サービスにかかわることができ、その能力範囲内で主治医の監督の下で、行うことができます。患者が入院中には、住院医師と看護師たちが本当に最前線の患者のケアを担当しています。一方、主治医は大きな方針の決定を担当しています。住院医師の訓練期間は、専門分野によって異なり、3〜7年かかります。
  4. 総医師(Chief Residency)
    総医師は、通常四年目のベテラン住院医師が担当します。彼らは事務的な業務を担当する必要がメインです。住院医師や実習医師の教育計画や勤務スケジュールを担当し、教育目的のモーニングセミナーを主催する必要があります。彼らは通常、病人のケアから離れて、第一線の病気治療や診察には直接関わることはほとんどありません。
  5. 研究医師(Fellow)
    研究医師は、住院医師の第二段階です。伝統的な四大科(内科、外科、婦人科、小児科)は、3年間の専門研修を経て、専門医免許を取得した後、更に第二専門研修を受ける必要があります。彼らが担当する仕事は、主にその第二専門科目の専門知識と技術を学ぶことです。例えば、消化器系のフェローは、胃カメラ、大腸カメラ、腹部超音波検査を操作する方法を学ぶ必要があります。また、研究医師は、該当する第二専門分野のコンサルテーションや教育診療の責任を負う必要があります。すべての入院患者は、必要な場合にはまず研究医師によって診察されます。この訓練段階が終了した後、彼らは第二専門医免許試験を受けることができます。
  6. 主治医師(Visiting Staff)
    専門医免許、第二専門医免許を保有した主治医師こそが、患者を診察する医師たちです。基礎から応用へ、幅広い分野から専門分野へと、長く段階的な進歩を遂げながら、少なくとも10年から14年の訓練を積んできました。患者を診察し、検査をし、手術をし、往診をするだけでなく、研究をし、文献を読み、昇進を求め、現任研修や医学会議に出席し、後輩医師を指導しなければなりません。

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