台湾の「国術館」は道場じゃない！?

いつもザ・台湾ナイトマーケット★YACHIA★を応援いただき、ありがとうございます！

台湾に来たことのある方は、町中にある「国術館」にについて気になるはずだと思います。日本の道場のような場所ではないかと思う方も多いかもしれません。確かに国術館は、昔から伝統的な武術を教える場所として知られてきました。しかし、今は主に「打撲傷」の治療を専門としています。今日は、台湾ででよくみかける「国術館」について説明します。

国術館とは
国術館は、中国本土の伝統的な武道の歴史を持っています。特定の派閥から伝統的な技術や戦略を学び、これらの技術をさまざまな用途に応用して、体力や集中力などの訓練をすることができます。 台湾には、多くの国術館がありますが、特に有名なものに「総局」と呼ばれるものがあります。台湾中華武術会総会が開催され、各団体から集められた高い技能と智慧に基づいて、伝統的な武術と現代的な武術の理論、技術と運動の科学を融合させたものです。

20世紀以降の国術館
現在、台湾の国術館は、治療や自己防衛のための方法としても知られています。多くの師範は、身体的な疾患、特に打撲傷やスポーツの障害に対処する方法を教えています。その治療方法には、マッサージ、推拿、ストレッチ、東洋医学の用法などが含まれています。また、時代の流れに合わせて、物理治療に関連する機器や装置が追加されている場合もあります。

まとめ
台湾の国術館は、伝統的な武術の歴史を持ち、現代的な治療法としても知られています。対象とする疾患は、特に打撲傷やスポーツの障害に焦点が当てられており、治療方法にはマッサージ、ストレッチ、推拿療法などが含まれます。国術館は、身体能力の向上、筋肉の強化、ストレス緩和、血液循環改善、リラクゼーションなど、多様な役割を担っています。国術館の師範は、マッサージ師のように自営業者であり、台湾の健康保険制度の中には含まれていないところが多いので、お尋ねの際に必要に応じて事前に確認しましょう。