台湾在住の外国人の方必見!よくある3つの詐欺の巧妙な手口

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近年、台湾は多くの外国人にとって魅力的な居住先となっています。その美しい風景、豊かな文化、そして友好的な人々に惹かれる外国人も少なくありません。しかし、中には悪意を持った詐欺師たちが存在し、外国人を狙った詐欺行為が発生しています。今日は、台湾在住の日本人読者の皆さんに向けて、「にんべんし」「じめんし」など日本でよくある詐欺以外、特に注意が必要な3つの詐欺手口を紹介します。


1.偽求人詐欺:個人情報を悪用する手口

この手口では、架空の求人情報を装い、外国人から個人情報をだまし取るという手法が用いられます。詐欺師たちは高給与や魅力的な福利厚生を謳い、日本語や英語で求職者とコミュニケーションを取ります。しかし実際には求職者が提供した個人情報を悪用し、不正な行為に利用するのです。


この詐欺から身を守るためには、信頼できる企業からの求人情報かどうかを確認することが重要です。求人広告の内容や企業のウェブサイトを注意深くチェックしましょう。また、怪しい電話番号やメールアドレスに対しては警戒心を持ち、個人情報を提供しないようにしましょう。特に+886から始まる電話番号ならぜったい要注意です。なぜなら、台湾国内で着信があった場合、画面に国番号は表示されないからです。海外回線経由の可能性が極めて高いです。


2.インターネットでの出会い詐欺:期待と欲望につけ込む手口

この手口では、インターネット上で知り合った相手からお金や個人情報を騙し取られるという手法が用いられます。外国人が台湾で出会った相手と親密な関係を築きたいと願う気持ちにつけ込み、相手から信頼させるような言葉をかけてきます。しかし実際には相手が詐欺師であり、金銭的な被害やプライバシー侵害が起こる可能性があります。


この詐欺から身を守るためには、インターネット上での出会いには常に警戒心を持つことが重要です。相手の情報をできる限り確認し、実際に会う前に公共の場での面談を提案するなど、安全な方法で関係を進めるようにしましょう。また、急なお金の要求や個人情報の提供を求められた場合は、疑わしく感じたら即座に連絡を絶ちましょう。


3.偽公的機関詐欺:外国人が台湾の制度に不慣れなことを利用する手口

この手口では、架空の公的機関から連絡があり、身分証明書や在留資格証明書の更新が必要であると主張されます。外国人が台湾の制度や手続きに不慣れなため、詐欺師たちは信頼性を装って騙そうとします。被害者は偽造された公的文書への署名や私的な情報の提供を求められ、その結果、金銭的被害や個人情報漏洩といったトラブルが生じることもあります。


この詐欺から身を守るためには、公的機関からの連絡であるかどうかを確認することが重要です。電話やメールで連絡があった場合は、相手の身元を確認しましょう。正規の公的機関からの連絡である場合でも、個人情報や銀行口座情報などの提供には細心の注意を払いましょう。


その他の詐欺手口

上記に挙げた詐欺手口以外にも、台湾在住の外国人が被害に遭う可能性がある詐欺手口はさまざまあります。例えば、偽ブランド品販売なども一般的です。これらの詐欺から身を守るためには、常に警戒心を持ち、疑わしい取引や情報提供に対して慎重な判断を行うことが大切です。


まとめ

台湾在住の外国人として、異文化や新しい生活環境を楽しみながらも、詐欺師たちから身を守ることは非常に重要です。偽求人詐欺やインターネットでの出会い詐欺、偽公的機関詐欺など、様々な手口が存在しています。常に警戒心を持ち、怪しい情報や取引には用心することで、安全な台湾生活を送ることができるでしょう。ちなみに、台湾政府の詐欺相談窓口の電話番号は「165」です。ぜひあたまに入れておいてくださいね。

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