台湾の「TPASS」について

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日本では、会社側が正社員に通勤定期券を買う交通費を支給するのが一般的ですが、台湾では基本的に自払いです。台湾の生活圏で通勤されている方々にとって、交通費は日々の重要な負担です。しかし、幸いなことに、6月15日より台湾政府は北・中・南の三大都市圏で利用できる便利な定期券「TPASS」制度を導入しました。今日は、TPASSについてご紹介します。


TPASSとは?

TPASSは、台湾の主要都市圏で利用可能な月間定期券です。これは、通勤者が毎日の移動における交通費を節約するために設計されたものです。TPASSを使用することで、個別の乗車券を購入する必要がなくなります。


北部地域

北部地域では、北北基桃(台北、新北、基隆、桃園)という区分でTPASSが提供されています。この定期券は1,200元で購入することができます。北部地域にお住まいまたは通勤される方々にとって、TPASSは経済的かつ便利な選択肢です。


中部地域

中彰投苗(台中、彰化、南投、苗栗)という区分では、台中市民向け定期券と非台中市民向け定期券が提供されています。台中市民は699元で購入することができ、非台中市民向けの定期券は999元です。この価格設定により、台中市民にとってはさらなる交通費の節約が可能となります。


南部地域

南部地域では、高屏(高雄、屏東)という区分でTPASSが提供されています。この定期券も999元で購入することができます。南部地域の方々にとっても、TPASSは経済的な選択肢であり、快適な通勤をサポートしてくれます。


都市内月間定期券

TPASS以外にも、台中、台南、高雄の都市圏では独自の都市内通勤月間定期券が利用可能です。これらの月間定期券を使用することで、都市内の移動が便利になります。また、7月1日からは屏東県でも月間定期券が導入されました。さらに、本日(10月2日)より、花蓮、台東、宜蘭にも導入開始しました。これらの都市内通勤月間定期券は、それぞれの地域の特性や需要に合わせた料金設定やサービスを提供しています。


まとめ

台湾のTPASSは、交通費を節約しながら便利に通勤するための優れたオプションです。北中南の三大都市圏で利用可能なTPASSや都市内通勤月間定期券を活用することで、快適な移動環境を手に入れることができます。留学生・ワーホリの方も、長期滞在の方も、ぜひ自分に最適な定期券を見つけて、経済的かつ効率的な通勤生活を送りましょう。

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