台湾の4大「超商」とは?

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台湾では、コンビニのことを「便利商店」または「超商」と呼びます。「便利商店」は英語の「convenience store」の直訳です。「超商」は「超級商店」の略称です。ちなみに、「超級市場(超市)」はスーパーのことを示す。


台湾は、その密集度の高さから、世界で2番目に多くのコンビニを有します。日本よりも多く、韓国に次いでいます。また、日本で人気のある7-ELEVEN(セブンイレブン)、FamilyMart(ファミリーマート)、Hi-Life(ハイライフ)、OK便利商店(OKマート)、四大ブランドが存在します。
これらのコンビニは、忙しい現代人にとって必要不可欠な存在です。今日は、台湾の四大コンビニに焦点を当て、その魅力と利便性について詳しくご紹介します。


7-ELEVEN(セブンイレブン)運営:統一超商股份有限公司

台湾で最も有名なコンビニと言えば、やはり7-ELEVENです。愛称は「小七」です。台湾国内において6,600以上もの店舗があり、その数は圧倒的です。2022年の年間連結売上高は2,900億台湾ドルに達しました。

また、統一グループ傘下の博客来書店、K.Seren、Semeur、Mister Donut、COLD STONEなどを統合し、地元の特性に応じた多様な複合店舗を形成しています。 現在、1,000を超える複合店舗があり、スーパーに書籍、洋菓子、化粧品コーナーなどを併設できるため、1店舗の来店者数が平均10%以上増加と言われています。

なお、清境農場や阿里山など標高2,000メートル以上の地域や離島の澎湖や馬祖などでも店舗を展開しており、消費者のニーズに応えています。台風や自然災害が発生した際には、移動販売車を派遣し、被災地域で一時的なサービスを提供しています。この移動販売車は、冷蔵・冷凍・常温の商品を取り揃え、電子レンジで温めることも可能です。コーヒーなどの飲み物も提供され、まさに小さな7-ELEVEN店舗と言えるでしょう。


FamilyMart(ファミリーマート)運営:全家便利商店股份有限公司

日本でも馴染みのあるFamilyMartは、台湾では7-ELEVENに次いで、業界No.2のコンビニです。店舗数は約4,000店です。日本のファミリーマートと台湾の現地企業が共同で出資・運営し、フランチャイズを主な事業目的として設立された。全国各地に店舗を展開し、学校や病院、空港や駅など、さまざまな場所で利用することができます。また、台湾では「全家便利商店」として知られており、その名の通り、家族連れやグループで訪れる方々にも便利な商品を取り揃えています。お弁当やサラダ、お菓子や飲み物など、幅広い品揃えが特徴です。


Hi-Life(ハイライフ)運営:萊爾富国際股份有限公司

業界No.3のHi-Lifeは台湾発祥のコンビニエンスストアであり、中国語で「萊爾富」の名前でも親しまれています。台湾国内には約1,500店舗以上ものHi-Lifeがあり、地域に根付いた存在として親しまれています。飲料やお菓子、日用品などを取り扱っており、生活必需品からちょっとした贈り物まで幅広いニーズに応えることができます。


OK便利商店(OKマート)運営:来来超商股份有限公司

最後に紹介するのはOK便利商店です。台湾国内に約850以上の店舗を展開しており、その数は決して多くはありませんが、地元の人々から愛されています。OK便利商店では飲み物やお菓子のほか、日用品や文房具なども取り扱っており、普段使いから急な買い物まで幅広く対応しています。


まとめ

これらの四大コンビニは、台湾で暮らす人々だけでなく、旅行者にとっても非常に便利な存在です。24時間営業しているため、朝早く出かける際や夜遅くに帰宅する際など、いつでも必要なものを手に入れることができます。また、台湾国内各地に店舗があるため、観光地や交通の要所でも利用することができます。ぜひ台湾を訪れる際には、四大コンビニを利用してみてください。快適な旅行や暮らしをサポートしてくれること間違いありません!

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