住所不完全の国際郵便、埔里の郵便局員は見事、送り届ける。

埔里の郵便局に、日本からの小包が届きました。ラベルには、「渡邊楓」の名と、英語で「Puli Town ship Nantou County」(南投市埔里鎮)、部屋番号「55504」と書いてありました。
宛先が不完全で、宛先不明のこの荷物に、郵便局の配達印は頭を悩ませました。
部屋番号があるので、各ホテルに問い合わせましたが該当する人が見つかりません。
局員の潘さんは区役所と埔里分局(警察)に助けを求めました。

ちょうど分局にいた聯合新聞網の記者は、潘さんに「学校の宿舎の部屋番号ではないか」と提議しました。
まさにそうでした、暨南大学に、この名前の日本留学生がいました。

「超感謝!」渡邊楓は言いました。
母親が小包を送ったといって、半月荷物を待っていた。台湾の配達の効率は良くないからだと思っていたが、母親が住所をきちんと書いていなかったからとは思わなかった。
部屋番号だけで配達するという「不可能的任務」(不可能な任務)を完了してくれて非常に感謝している、小包を受け取れて「とてもうれしい」、最高のクリスマスプレゼントだということです。

「もう少しであきらめようと思った」と潘さんは言います。
差出人は昨日も二つめのEMSを送ってきました。また住所が不完全でしたが、なんとか届けることができたということです。
郵便局マネージャーの林さんは「宛先不明の郵便物をきちんと届けるのは一番困難だ」といいます。
この差出人は「南投市」だけでなく「埔里鎮」まで書いていて、南投市に荷物が言ってしまうことがなくて、まだよかったということです。

映画「海角七號」(海角七号 君想う、国境の南)のようにならなくてよかったですが、
この郵便局員さんはとてもすばらしいと思います。
でも、台湾の郵便局員はとても忙しいので(日本もそうだと思いますが)、宛先はきちんと書いた方がよいと思います。

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