シリーズ第31作【ピリ図騰】:第18話「屠龍記(龍を屠る計画)」

シリーズ第31作【ピリ図騰】
不定期連載中
第18話「屠龍記(龍を屠る計画)」
シーン:荒野
登場人物:鬼王棺、天策真龍軍の大将・歩aa雙極

冷たい風が吹く中、鬼王棺は生命の危機に立たされていた!

天策真龍軍の大将・歩雙極は単身、鬼王棺に挑む。

鬼王棺はごちゃごちゃ言わず、必殺技【引歸殺象】を放つ。

歩雙極は【虚無飄渺】で応戦する。

技がぶつかり、波動が巻き上がる!

鬼王棺は【魔源剣陣】を繰り出す。

だが相手を殺すには至らず、逆に歩雙極の一撃をくらう。

反応素早く、鬼王棺は逃げ出した!

追いかける歩雙極から逃れ、鬼王棺は、組織が日増しに自分の存在を軽く見ることに加え、今回の任務もまた果たせなかったので、天策真龍さえも自分に手を下し始めるだろうということに思い至った。

彼の今の立場は非常に危なかった。

鬼王棺はひとしきり考えて、しかしもう一度「悲鳴殿」へ帰ってみることにした。

七大霊首の出方を見てから考えることにした。

鬼王棺は「悲鳴殿」に戻り七大靈首に面会を願った。

そして、天策真龍はすでに魔剣道に注意を向け始めており、「魔閻殿」は数名の犧牲を出し、鬼王棺も殺す対象に入っている、と伝えた。

だが七大靈首は、鬼王棺の実力は十分あり、彼の能力で対処できると信じており、自分が出向いて処理しなければならないことではない、と言った。

さらに、天策真龍は魔剣道が必ずやっつけなければならない人物だ、三本の名剣を盗み返しに行けと言った。

話し合いの間、七大靈首は、鬼王棺の気持ちがすでに揺れ動き始めていることに気づいていた。

鬼王棺はもう信任に値せず、残りの価値を利用し終えたら、犧牲になってもらうつもりだ・・・。

鬼王棺初登場!

出典:「YouTubeのpili056224366さん」より転載。
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鬼王棺
滅境「三途判」のリーダー
本名(滅境):狡突臉
現在(苦境):地獄鬼王棺。略称:鬼王棺
七星之主編以降、出番なし。

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次回予告
・碧眼夜梟は日夜、瀟瀟の行動を観察し、ついに彼は動いた!一すじの氣功波が瀟瀟の右目に的中した。瀟瀟はけがを負い、光玉の姿から本体を露わにして地に落ちた。瀟瀟は碧眼夜梟の殺戮から逃れることができるのか?

・渡生剣と悅蘭芳、二人は再び対峙した。どうなるだろうか?

・花非花に会いたい秦假仙は「湘霊寶観」でどんな秘密を発見できるのか?

次回、<ピリ図騰> 第19話:≪魔魘大軍≫  お楽しみに~

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