霹靂、二本目の映画がついに?!しかも今度は3D!

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今回は、いつものブログ担当ではありませんが、
YACHIAの熱~い霹靂迷のスタッフAがお送りします。
ショップサイトとはまったく関係ない個人の発言になりますので、よろしくお願いいたします。

先日テレビで「霹靂」が「台湾經濟部工業局」と『數位内容産業發展躍進計畫』という企画に契約した模様を見ました。
なんと、3Dの布袋劇映画を制作する予定だそうです。
20111103
※写真は霹靂網より転載

みなさんご存知のように、2000年1月のお正月に、霹靂の初映画「聖石傳説」が台湾全国で上映されました。
ちょうど当時、私が大学を卒業する年、黄文擇氏は映画の宣伝のために、私の通う大学を訪れました。
その時の講演で、黄氏は、映画には約三年も苦労し、2.5億台湾元も使ったのに、映画制作の補助金の申し込みが政府に却下されたと愚痴を言っていました。

恐らく政府の審査の人たちにとって、「布袋劇」は、ただの娯楽だったかもしれません。
でも今回は、政府の「産業発展計画」という企画にのったということです。
最近は、台湾プロダクツに注目が集まっているので、
台湾の伝統の芸能ということで、霹靂のポジションがあがったのかもしれません。

まあ、その話はともかく、
2000年の映画公開の時、私はファンですから、何も考えずに予約販売でチケットを入手しました。
特典は「フィルム入りのキーホルダー」です。

上映初日の朝、最初の上映に間に合うよう、地元の映画館へ行きました。
着いてから、ちょっと悩みました。

実は、台湾版の「聖石傳説」は、黄文擇氏が担当する「台湾語版」以外に、
「マンダリン吹替版」も存在するんですね。

この「マンダリン吹替版」は、吹き替えの担当はプロの声優さんではなく、
モデルさんや業界のプロデューサーといった、「布袋劇」と全く関係ない人達の集まりでした。

私の悩みは、どうやって間違えないように、うまく「マンダリン吹替版」を避けて
「台湾語版」のスクリーンに行くか、ということです。
チケット売り場に、特に言語の表記は書いていないし、
スタッフに聞けば、「この映画は、台湾語とマンダリンが混ざってるんだ」というフザけた回答。

まさかそんなわけはないだろうと思いましたが、
結局、おとなしく、わくわくしたまま、一番広いスクリーンに入りました。

オープニングが流れ、黄氏の口白を聞いて、ほっとしました。
バンザイ、台湾語版だ!と。

内容は、初の布袋劇映画として、個人的には申し分ないと思いますが、
音楽は、なぜ阿輪先生たちをやめて、布袋劇と関係ない伍佰を起用したのか、謎です。
変わったロックより、シリーズで使われている中華風の曲のほうが全然よかったのに・・・
その当時の世間の空気では、布袋戯はファンだけが見るものという認識で、
声優さんを使ったり、トップクラスの歌手を起用したりして
普段、霹靂を見ない人たちの耳目を集めようということだったんだと思います。

現在の話に戻りますと、「經濟部工業局」と契約したというのは、
今度は政府から補助金がでるということでしょうね?!

これまで、二本目の霹靂の映画内容について、色んな噂を聞いて来ました。

バージョンA:次回は「一頁書」が主人公になる。一頁書がある事件の解決に活躍する。

バージョンB:テーマは「絶望の未来」。嗜血者たちの出現から、佛劍分説が未来に行く間の30年間を語る。

バージョンC:霹靂の世界と全く関係ない。「中国の神々」VS「西の神々」、つまり神々の大乱闘。

などなど、いろいろな噂がありますね~

バージョンAとBは、後援会や霹靂スタジオの友人から聞いた話なので、確信度はあまり高くないでしょう。
バージョンCはある新聞の記事でしたが、今になっても、やる傾向はなさそうです・・・

3Dといえば、今年の夏に宜蘭の「2011傳藝夏之祭」に行って来ました。
もちろん、霹靂3D立體劇場というやつも見てきました。

3D效果は、CGの部分は、効果的でわかりやすいですが、
肝心の木偶の部分は、・・・。

全15分の映像で、文戲や武戲を見せるだけといった感じで
内容は本編とは関係ないバラバラのものです。

冒頭は、寒煙翠と負傷した禳命女が、中原正道の英雄に救われたというところ。
後半は、たしか無衣師尹が素還真に未來に起きそうなことを見せる、というものでした。

霹靂ファンとしては、特別3Dじゃなくてもいいんです、
霹靂の新しい映画を期待しています!

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