台湾VS日本:初任給と物価II~映画券

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おはようございます![:晴れ:]
前回の記事の続きです^^
今回はデフレ中の台湾の物価を語ります。

ちょうど昨夜、映画を観に行って来ました。
日本では、毎月1日「映画の日」や毎週水曜日「LADY’S DAY」など、通常1800円の映画券が1000円になる嬉しいサービスがありますね。
あるいは、金券ショップに行けば、前売り券価格で買うこともできます。

台湾にはでは、「LADY’S DAY」は一部のアメリカ系の映画館でやっていますが、
金券ショップの存在はありません。
お得な「映画の日」もありません。
特典付きの前売り券という販売もありません。

ただ、毎日第一回目の上映は、一律220元サービスになります。これは全国の映画館で行われています。
たまに最終回(「子夜場」という)もやる映画館もあります。

大昔は180元でした。・・・物価が上がりましたね[:悲しい:]

台湾の映画鑑賞券の相場は、大人270元です。(これも昔は240元だったのに[:悲しい:][:悲しい:])

チケットの種類は、日本は、大人、小人、60歳以上と通常分かれています。

台湾では、全票270元(大人)、優待票250元 (學生、軍警、老人、障害者、子供)
という分け方が一般的です。

アメリカ系のワーナーズの映画館などは、料金が高くて、最低でも上記の価格プラス20元の290元。
さらに高級なところ(3Dの設備があるなど)にいけば、大人1枚300元を超えるのは普通です。

台湾では映画一本を観るのがこんなに贅沢な楽しみだったとは!

前回書いたように
台湾の大卒初任給は、およそ24,000元~30,000元。

朝頑張って早起きして、お得な220元で観たとして、このひと月のお給料で109~136本の映画が観られる計算ですね。

日本も計算してみると、前売り券1300円で観たとしても
日本の大卒初任給が、約20万円とすると、約153本観られます。

専門学校卒:約18万円で、約138本が、
高卒:約16万円で、約123本が観られる計算になりますね[:楽しい:]

これはどう計算しても、台湾よりずっと安いです。
映画だけで台湾の物価を代表するのは極端ですが、
やはり台湾では、映画鑑賞は贅沢な楽しみということでしょうか。

台湾で上演される映画の種類といえば、主流はアメリカ(ハリウッド)映画、その次は中国語圏の映画(香港製、中国製、台湾製)と日本映画、フランス映画など。

映画の公開スピードは日本よりずっと早いです。洋画の公開が最も早くて、次は中国語圏の映画と日本映画など。
ハリウッドなどの洋画の公開スピードは、日本と半年から1年以上差があることもザラです[:びっくり:]
この点は、自慢できる点です^^(でもほとんどの台湾の人はこれでも公開がアメリカに比べて遅いと思っていたりします)

なぜ洋画の公開スピードが速いかというと、台湾制作の映画はほとんどないからだと思います。

日本では、邦画を観る人はいますので、日本映画を守るためにも、洋画の公開がそんなに早くないのかもしれませんね。

例えば、9月11日に日本公開予定の『ウルヴァリンX-MEN ZERO(台湾版題名:【X戰警:金鋼狼】)』は、台湾では今年の4月29日にすでに公開されました。

ちなみに、「成人映画」の映画は「限制級」
12歳未満視聴不可は「輔導級」、年齢制限がないものは「普通級」と言います。
チケット売り場や映画のポスターに書いてあります。
もし、台湾で映画を観る時は注意してくださいね~

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